正しいコーヒーの淹れ方とは
コーヒーはその粉や豆の品質も非常に大事ですが、それ以上にコーヒーの淹れ方も大事です。
このコーヒーの淹れ方で味が悪くなるのかよくなるのかを決めますので、いわば最後の仕上げの部分です。
ここでミスるとすべてが台無しになる感覚ですね。
皆さんもいまいちこのコーヒーの淹れ方がわからずにいいコーヒーの豆や粉を使用しているのにいまいちだななんて経験はありませんか?
それは淹れ方が間違っているのかもしれません。
そこで今回の記事ではコーヒーがもっとおいしくなる正しい淹れ方を紹介します。
この記事を参考にすれば、よりおいしくコーヒーが淹れられて、無駄にならずに済みます。
コーヒーの淹れ方
コーヒーの淹れ方を順を追って説明します。
粉や豆の量
コーヒーを入れるときに重要なのが豆と粉の量です。
粉、豆ともに10グラムほどがいいです。
計量スプーンは大体10グラムとされていますが、メーカーによっては違うものがあります。
ハリオは12g、カリタは10gと微妙に違いがあります。
他に一般的に販売されているものは10gと考えていていいです。
しかし、ここで重要なのがコーヒーカップで飲むのかマグカップで飲むのかで量が変わります。
コーヒーカップは大体120ccですがマグカップは240ccです。
単純計算で粉や豆も倍にすればいいかというとそうではありません。
マグカップで飲むのであれば、豆や粉は18gで少し少なくなります。
そのため、もし、コーヒーカップで飲む場合に2杯飲むときや二人分飲むときは一気につくってしまった方がコーヒーの粉や豆は少なくて済みます。
もし、1人で飲むのなら基準は10gとおぼえておけばいいでしょう。
お湯の量と温度
お湯の量は先ほどお伝えしましたがコーヒーカップなら1杯120cc、マグカップなら1杯240ccです。
お湯の適温は95℃です。
一般的な家庭用のポットなら調整できる機能がありますのでそこで温度を90~95℃にするといいでしょう。
この量と温度もすごく重要な部分になるのでしっかりと注意しましょう。
コーヒー器具による違い
次にコーヒーの器具による淹れ方の違いについて説明します。
コーヒーペーパードリップ
一般的に使われるコーヒーのペーパードリップの淹れ方について説明します。
・まずはコーヒーのペーパーフィルターを接着部分を折ってから、フィルターにセットします。
・セットしたらお湯(90~95℃)を用意します。この時にお湯の量は出来上がりの2倍を目安にします。
つまり、120ccを出来上がり量にするなら、240ccのお湯を用意します。
・粉をペーパーに入れます。
・お湯を注ぎます。この時に蒸らすのでのの字を描くように全体的に注ぎます。
・全体にいきわたったら、20秒間待ちます。
・次に実際にコーヒーに注いでいきます。
まずは上下させながら、中心に注ぎます。泡がしっかりと立つように入れましょう。
・泡が立ったら、小さくのの字を描くように注いでいきます。
・大体、120ccまで注いだら完成です。
どうでしょうか?
少し工程は多いですがこれでおいしくコーヒーが淹れることができるはずです。
ネルドリップ
ネルドリップに関してもペーパードリップと淹れ方は一緒ですが、ネルドリップのほうがより、コーヒー豆の本来の味が出ます。
逆にペーパードリップのほうが紙に成分が吸収されて、少しすっきりとした味わいになります。
フレンチプレス
フレンチプレスで淹れる方法を紹介します。
まずは用意するものは以下の通りです。
・フレンチプレス
・計量スプーン
・タイマー
・ケトル
・コーヒー豆or粉
はじめにフレンチプラスに豆なら挽いたものか粉を10g入れます。
お湯を注ぎます。お湯の量は140ccです。(10gの粉が20ccを吸うからです。)
お湯を注ぐときは勢いよく入れます。
入れた後にかき混ぜることことを推奨しているところもありますが個人的には苦みなどが強く出てします場合があるのでそのままでいいです。
蓋をするようにプレス機を下げていきます。
この状態で4分間待ちます。
4分経ったらさらにプレス機を押し下げて、コーヒーカップに入れて完成です。
どうでしょうか?
そこまで難しいことはなく、非常に簡単に淹れることができます。
コーヒーの淹れ方でおいしさは変わる
コーヒーの淹れ方で味はかなり変わります。
どんなにいい豆を使っていても淹れ方が悪ければ、味はおいしくなりません。
淹れ方は覚えてしまえばそこまで時間もかからずに簡単にできるのでぜひ、この機会に試してみてくださいね。