正しいコーヒーの淹れ方とは
コーヒーは豆や粉の品質も非常に大事ですが、淹れ方も味を左右します。
正しいコーヒーの淹れ方をしないと美味しいコーヒーはできません。
もし、いまいいコーヒー豆や粉を使用していても美味しいコーヒーができないと思っている方はもしかしたら淹れ方が悪いのかもしれません。
美味しいコーヒーを淹れるにはコーヒー豆の量とお湯の量と淹れる方式が重要です。
適量を入れないとコーヒーの味を最大限に生かすことはできません。
そこで今回の記事では美味しいコーヒーを淹れるための適量などを紹介しつつ、淹れる方式によってどのような味の違いが出るのかを解説します。
現在なかなかおいしいコーヒーを淹れることができないと悩んでいる方は参考になりますよ。
コーヒーの淹れ方
コーヒーの淹れ方を解説します。
粉や豆の量
コーヒー豆や粉の量は1杯であれば、10gほどがいいです。
一般的に売られているコーヒー用の計量スプーンは約10gとなっていますが、メーカーよっては違いますので購入する際は確認をしましょう。
・ハリオ……12g
・カリタ……10g
・メリタ……8g
・コーノ……12g
通常のスプーンであれば、おおさじであれば大体2杯程度で10gになります。
ここで注意点は豆と粉では量は変わります。
豆の状態で挽いて粉の状態にすると体積が増えます。
もし、豆から挽くときで正確に淹れたい時は電子スケールを使用するといいです。
しかし、個人的な感想は計量スプーンで普通にコーヒー豆をはかってもそこまで変かはない印象です。
もし、2杯分淹れる時は単純に2倍するのではなく、少な目で問題ありません。
大体5づつ増やしていくイメージでいいです。
もし、2杯分淹れるのであれば、15g、3杯淹れるのであれば、20gでいいです。
これは最初に層を作るときに多くのコーヒー粉を必要とするためですが、2回目以降はすでに層ができているので抽出しやすいためですね。
お湯の量と温度
お湯の量は先ほどのコーヒーの豆の量が10gであれば、120ccほどが適量です。
しかし、ここは味の好みがあるのでもっと苦みがほしい方は少なめにする、苦みが強いと感じるならお湯の量を多めにしたりと自分なりの適量を見つけるのもありです。
コーヒー器具による違い
コーヒー器具による味の違いを解説します。
コーヒーペーパードリップ
ペーパードリップは一般的によく見る淹れ方ではないでしょうか?
その名の通り紙でできたフィルターを通して淹れるので余計なものが入らずにすっきりとした味わいが楽しめます。
逆にコーヒーそのものの深みやコクも吸収してしまう可能性があるので、コーヒー豆そのものの味わいを楽しみたい方はネルドリップのほうがいいです。
逆にコーヒー豆の苦みをある程度おさえたい人はペーパードリップのほうがよりすっきりとして飲むことができますのでおすすめです。
ネルドリップ
ネルドリップは布のフィルターでコーヒーを淹れる方式です。
こちらペーパードリップ違い使い終わったら、洗ったりしないといけませんが、ネルドリップのほうがオイルの抽出が多いのでコーヒーそのものの味わいが楽しめます。
そのため、コーヒーそのものの風合いや苦みなどを楽しみたい方はネルドリップをおすすめします。
布を一回、一回洗うのは大変ですがその分風味なども楽しむことができるのでおすすめです。
フレンチプレス
フレンチプレスは粗挽きで挽いたコーヒーの粉をフィルターで押し込んで抽出する方法です。
コーヒー豆の風味がそのまま出るので非常にそのままの味を楽しみたい方はおすすめです。
良くも悪くもコーヒーそのものの風味が出るので品質がいいコーヒー豆、スペシャリティーコーヒーなどにおすすめです。
逆に品質がよろしくないコーヒー豆だとそのまま出てしまうので注意が必要です。
淹れ方も非常に簡単なのでこれからコーヒーを楽しもうと考えている方は1つ持っているといいでしょう。
コーヒーの淹れ方でおいしさは変わる
コーヒーの淹れ方でおいしさは変わります。
逆に言うとコーヒーはそれほど奥が深いのです。
インスタントコーヒーから、これまで説明したようなコーヒー豆から挽いて色んな飲み方をするとその味の違いにびっくりすることでしょう。
ぜひ、これからもコーヒーライフを楽しんでください。